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海外赴任の適性【海外駐在に向いている人、向いていない人の特徴とは?】

海外赴任の適性【海外駐在に向いている人、向いていない人の特徴とは?】 海外赴任・駐在員便利帳

アメリカに6年駐在して、海外に向いている人と向いていない人を見てきた経験から、
海外赴任に向いている人と向いていない人(適性)の特徴を解説します。
この記事を読むと自分が海外赴任に向いているかどうかが分かります。

海外赴任に向いている人の特徴

海外赴任、駐在員に適している人は下記のような人です。

・自分で考えて動ける
・自己管理ができる
・性格が明るい、笑顔
・コミュニケーションが得意
・頭が柔らかい
・いろんなことに興味がある
・言語能力がある
・ストレス耐性が高い

こういうタイプの人は、基本的に大丈夫です。
特に自分で考えて動ける能力は必須です。
また、言葉が不十分な場合は特に、性格が明るいこととコミュニケーションを取ろうとする姿勢がとても大切です。

自分で考えて動ける

自分で考えて動ける

海外赴任で働くためには自分で考えて動けることは必須です。
海外駐在員は少ない人数で現地採用のスタッフを指導したり、指示する立場なので、誰かの指示がないと動けない人は役に立ちません。

特に日本にいた時よりも求められる仕事の幅が大きくなる場合が多いので、
歯車として働くというよりは、全体を動かす動力としての役割になることが多いです。

自己管理ができる

自己管理ができる

自己管理ができる人でないと海外では働けません。
体と心の健康を維持する
・誰かに監視されたり、注意されなくても仕事ができる
こういうタイプの人は大丈夫です。

特に、海外赴任後しばらくの間は日本との違いに翻弄されて、ストレスがかかります。
この時に、お酒を飲みすぎたり、仕事をさぼったり、深夜まで働いて体調を崩したりしないように自分をコントロールできることが必要です。

性格が明るい、いつも笑顔

性格が明るい、いつも笑顔

楽しく仕事ができることは現地のスタッフにとって重要です。
性格が明るい人や笑顔のある人とは一緒に仕事をしたいですが、
暗くて怖い顔の人には人はついてきません。

表情が硬い人は相手に感情が伝わりにくいので、「何を考えているのかわからない」と思われがちです。
笑顔で話しかけた方が相手も心を開いてくれやすくなります。

現地の言葉でコミュニケーションが取れる

現地の言葉でコミュニケーションが取れる

現地の言葉でコミュニケーションが取れることは必須です。
駐在して毎日使えばだんだん上達するので、自分の言葉で話すようにしましょう。

通訳を介してのコミュニケーションはおすすめしません。
下手くそでもいいので、自分の口で伝える努力が必要です。

とはいえ、何を言いたいのかわからないレベルでは何も伝わらないので、最低限の意思疎通はできるようになっておきましょう。

英語での最低限のコミュニケーションは
スピーキングの英語表現、基本の15選【これだけはマスターしたい仕事や日常でよく使う丁寧な表現】
の記事で詳しく解説しています。

頭が柔らかい(柔軟性や適応力がある)

頭が柔らかい(柔軟性や適応力がある)

海外で仕事をしていると、日本の常識では考えられないようなことが毎日起こります

・仕事が思ったように進まない
・業者が納期を守らない、返事もない
・従業員が時間どおりにこない
・従業員同士が揉めごとを起こしている
・従業員が急に辞めた
・その仕事を増やすなら給料を増やしてくれと言ってきた
・役所の担当者が1ヶ月バケーションに行っているので、対応してくれない

問題が起こった時に、まずは受け入れて、どう対処するか、同じことが二度と発生しないためにどうするかを考えるようにしていました。

いろんなことに興味がある

いろんなことに興味がある

自分が知らない新しいことに興味があるタイプの人は大丈夫です。
情報を集めたり、誰かに話を聞いたりする時に好奇心が必要です。

いつも同じことの繰り返しが好きな人は海外での仕事には向いていません。

言語能力が高い

言語能力がある

言語能力は、
・相手の言っていることを理解する能力
・相手に言いたいことを的確に伝える能力
・新しく覚える能力
の3つが必要です。

日本語でも相手に正しく伝えられない人は現地の言葉で伝えられません。

日本で英語を学んだり英会話スクールに通っていたとしても、
現地に行けば新しく覚えることがたくさんあります。

言語能力が高い人なら半年ぐらいでグッと伸びます。

英語力を短期間で上げるためのポイントは
英語のスピーキング力を最短で爆上げするためのロードマップ【初心者向け仕事で使える英会話力】
の記事で詳しく解説していますのであわせて読んでみてください。

耳が良い人は話せるようになるのが早い

言語がどんどんできるようになる人は耳が良い人が多いです。
聞いた音をそのまま捉えることができると、発音もよくなります。

逆に音痴の人は苦労します。

ストレス耐性が高い

海外駐在員はストレス耐性が必要です。
慣れない環境や文化の違いで困惑することがたくさんあり、
日本からのプレッシャーや現地スタッフからの要求もあります。

うまくストレス発散したり、鈍感力があった方がうまくいきます

逆にあまり細かいことを気にしたり、心配性の人は
ストレスに耐えられずうつになってしまうこともあるので要注意です。

海外赴任に向いていない人の特徴

海外赴任に向いていない人

海外駐在6年の間に社内に3人の駐在員を受け入れたことがあります。
その時に感じた、明らかに海外赴任に向いていない人の特徴はこちらです。

・指示待ち人間
・誰かに見られていないとさぼってしまう
・自分の言葉で話そうとしない
・カタカナで喋っている
・日本人とばかり話している
・日本のやり方にとらわれている
・笑顔が少ない
・神経質、細かい、ストレス耐性が低い

こういう人は現地の人材から受け入れられませんし、なじめません
もし該当するなら海外駐在は絶対に避けるべきです。

指示待ち人間

指示待ち人間

日本でサラリーマンをしていると、上司から指示や方針が降りてきて、それに対処する仕事が多いです。
この癖がついていると、現地で「方針、指示をください」と言われた時に、困惑します。

自分で考える癖がついていないので、日本からの指示をずっと待ってしまう人も居ました

という私も最初はかなり困惑しました。
「方針を打ち出す」なんてやったことがなかったので、どうすればいいかわからなかったし、
本当にこれでいいのかな?と迷ってなかなか指示が出せなかったりしました。

誰かに見られていないとさぼってしまう

誰かに見られていないとさぼってしまう

監視されていないと遊んでしまう人は海外赴任には向いていません
ワークライフバランスは日本よりも海外の方が重視するので、仕事ばかりするのもよくないですが、
日本から離れているので、ある程度自由度が高くなります。

特にポジションが高い人でこのタイプの人がいると、みんなが迷惑します。

自分の言葉で話そうとしない

自分の言葉で話そうとしない

現地の言葉を自分の口で話そうとしない人は、現地スタッフから受け入れられません。
Google翻訳や通訳を介して会話することはできますが、それでは伝わりにくいし、言語力が改善しません。

私の周りにも1年以上駐在していたのに、結局一言も英語を話さずに帰国した駐在員がいました。
こういう人を送り込んだ会社に問題がありますね。

カタカナで現地の言葉を喋ろうとする

カタカナで現地の言葉を喋ろうとする

自分の口で話そうとしているのはいいんですが、現地の言葉をカタカナで喋っている間は相手には伝わりにくいです。

自分はわかりやすいかもしれませんますが、伝わらなければ意味がないです。

カタカナ英語をやめる方法は
カタカナ英語(ジャパグリッシュ)を卒業するための3つのステップ【英語のスピーキング上達、伝わる英語】
の記事で詳しく解説しています。

日本人とばかり話している

日本人とばかり話している

これも日本人駐在員あるあるです。

日本人スタッフと話をするのは楽なのですが、現地スタッフから、
あの人はいつも日本人としか話さない、俺たちの話は聞こうともしない
と反発心を持たれます。

こうなると、求心力が下がり、こちらの言うことを聞かせることが難しくなり、ますます孤立します。

日本のやり方にとらわれている

日本のやり方にとらわれている

軸がブレないことはとても大切です。
日本のやり方を指導することが必要な場面もたくさんあります。
そのために駐在員は送り込まれている場合が多いです。

ただ、どう頑張っても同じやり方ではうまくいかないこともあります。
十分努力をしてみたけれど、うまくいかないことは、現地で少しアレンジする柔軟性が必要です。

絶対に守らないといけない部分と、別の方法で代替できる部分に切り分けるのも一つの方法です。

笑顔が少ない

笑顔が少ない

欧米は特にローコンテクスト文化なので、相手の言葉や表情から読み取ろうとします。
難しい顔をしているだけでは、現地スタッフには「なんか怖くて不気味な人」という印象しか生まれません。

特に日本人は笑顔が少ない人が多いです。
ずっと前に私もある人から指摘されて、ハッとしたことがありました。
それ以来、意識して笑顔で話すようにしています。

神経質、細かい、ストレス耐性が低い

神経質、細かい、ストレス耐性が低い

神経質な人や細かい人はストレスが溜まりやすいので、海外駐在にはむきません

日本ではこういう人が評価されやすいので、
「日本で仕事ができるから海外でもやれるはず。赴任させよう」
という人選で送り込まれてきます。

でも残念ながらストレス耐性の低い人は現地ではツライだけです。
毎日いつ帰れるかだけを考えるようになってしまいます。

海外赴任の適性【海外駐在に向いている人、向いていない人の特徴とは?】まとめ

海外赴任の適性【海外駐在に向いている人、向いていない人の特徴とは?】まとめ

この記事では海外駐在に向いている人、向いていない人の特徴をお伝えしました。

海外勤務に向いている人の特徴は

・自分で考えて動ける
・自己管理ができる
・性格が明るい、笑顔
・コミュニケーションが得意
・頭が柔らかい
・いろんなことに興味がある
・言語能力がある
・耳が良い
・ストレス耐性が高い

です。

これらに該当する人は海外赴任に適性があります。

海外での仕事に向いていない人の特徴

・指示待ち人間
・誰かに見られていないとさぼってしまう
・自分の言葉で話そうとしない
・カタカナで喋っている
・日本人とばかり話している
・日本のやり方にとらわれている
・笑顔が少ない
・神経質、細かい、ストレス耐性が低い

このうち一つでも当てはまる人は海外赴任には向いていないので、避けた方が良いでしょう。

海外駐在員になるための準備は
海外駐在員になるには?【海外赴任する方法2つと赴任前に知っておくべきこと6つ】
の記事で詳しく解説しています。

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